終活で保険ってこんなに重要なのか!

しっかり進めておきたい「終活」

「終活」という言葉は、近頃はテレビやインターネット、雑誌など数々のメディアで取り上げられることも増え、世間に随分浸透してきましたよね。

元々はとある週刊誌が作り出した単語である終活は、本来自分が亡くなった後のお葬式やお墓などに関する下準備を、生きているうちから進めておくという意味で使われていました。

ある程度終活を進めておくべきだという考えが広まってからは、お葬式やお墓の用意をしておくだけではなく「自分自身思い残すことがないようしっかり人生の最後を迎える準備をする」というようなニュアンスも含むようになってきています。

とはいえ、精神的にも落ち着いて人生のラストを飾るためには具体的な下準備が欠かせません。自分がこの世を去ったその後の様々なことを実際に片付けてくれるのは残された家族たちですから、大切なご家族への負担を減らし混乱が起きないようサポートするという意味でも、終活はしっかり進めておきたい重要なファクターなのです。

自分の財産やその相続についてもまとめておきたい

例えば、自分が亡くなった後はお葬式をして、その後お墓に遺骨を入れてもらうことになるのだろう、ということは誰でも想像できることでしょう。ですから終活をはじめてみようと考えた場合、こういったことに関する下準備については多くの人が自分で思いつき、しっかり取り組むことができるんですね。

もうひとつ、終活する上で覚えておきたいのは「自分が旅立った後には自分が持っていた財産や借金が残り、それは基本的には家族や親戚に相続されるものである」ということです。

一体誰に相続させたいのか、その対象はひとりなのか複数人になるのか……などなど、細々したことは事前に自分自身で決めておかないと、後々トラブルが起こるきっかけにもなりかねません。きちんと書類をまとめておいて、自分がいなくなった後も身内同士が揉めたりすることがないようにしておきたいものです。

保険証や通帳、登記簿のような書類から、不動産や株、その他色々な価値の高い物についても、元気なうちに自分の手でまとめておくのがおすすめです。税理士や弁護士といった法律のプロの手に任せるというときでも、やはり自分で依頼すること、希望に沿う形で相続してもらえるようちゃんと打ち合わせすることは大事ですよね。

私物の整理は複数の見積もりを取るのがおすすめ!

その他の私物の整理についても、まだまだ元気で体が動くうちに済ませてしまうのが一番です。ただ、物が多かったり体調があまり良くなかったりなどの理由で自分で全て整理するのは難しいというときには、プロである業者の手に任せてしまうのも安心です。

「終活」という言葉が世間一般に浸透してきてからは、多くの遺品整理業者で生前に終活として物品を整理する業務も請け負っています。こうした業者に頼めば、どんなものを残しておくべきか、そのノウハウを活かした片付けをしてくれるはずです。

ただ、悲しいことに、中には法外な料金を請求してくるいわゆる「ぼったくり」である悪徳業者もいるようです。人生のうち何度も利用するようなサービスではありませんから、相場などよく知らずに依頼してしまえば引っかかってしまうこともあるかもしれませんよね。

こうした悪徳業者を避けるための対策としては、契約前の見積もりを複数の業者にお願いしてみることが有効です。一般的な業者であればどの会社であっても見積もり額にはそう大きな差は出ないはずですので、どの業者の見積もりも同じくらいであればどこに依頼しても基本的には安心ですし、ぼったくりをする業者がいればすぐに見分けることができます。

残された家族の助けになる保険

家族のうち誰かが亡くなると、そのお葬式の費用などを負担するのは残された遺族の方々です。お墓の準備もしなければいけませんし、多くの出費が必要になってしまうのは明らかですよね。

大切な家族への負担を少しでも減らすためには、自分が亡くなった後まとまった金額のお金が残せるような保険に入ることがおすすめです。終活を進める上で、「役に立つ保険に入っておく」ということは決して欠かせないポイントといえます。

終活に便利な保険とは

保険に加入したいといっても、人それぞれに予算やどういった形でお金を残したいかといった細かい部分は異なりますよね。

例えば低解約払戻金型終身保険は、保険料が安いので予算があまりない方でも安心して利用することができます。変額終身保険なども、死亡保障にかかる料金は一般的な終身保険と比べると比較的安いので、こちらも多少気軽に申し込むことができるといえます。もちろん、自分の子供などまとまったお金を残したい相手が明確に定まっている場合は終身保険がベストでしょう。

生前にお金を受け取れる「リビングニーズ特約」

生きているうちに死後の準備をする「終活」にとって、特に重要な制度が「リビングニーズ特約」です。

リビングニーズ特約とは、医師から余命6ヶ月と診断された場合、死亡保険金の一部を生前に受け取れるというものです。治療費に充てたり、残された時間を楽しむための資金にしたり、終活を満足に進めるために使ったり……お金を気にすることなく終活したい方にはぴったりですよね。

現在加入している保険に含まれていないケースでも後から付けられるので、これまで知らなかったという方はぜひ加入しておきましょう!

三島尚大

三島尚大終活アドバイザー・カウンセラー

投稿者プロフィール

お墓・相続・保険・葬儀など、終活はでは色々なことを考えなければいけません。遺品整理という仕事を通じで数多くの相談者の皆様から学ばせて頂いた経験を活かして、あなたのこれからの人生をより良くするために、誠心誠意お手伝いをさせていただきます。『自分らしい』生き方を一緒に考えてみましょう!

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